2011年11月23日水曜日

コーポレートガバナンスとタコ

最近、会社の社長が世間を騒がせていますね。



オリンパスしかり、王子製紙しかり。

そういえば、オリンパスってタコみたいな名前の会社ですね。タコは英語でオクトパスだったっけ(笑)

どっちも会社が騒がれてるけど、少し性質が違う。

オリンパスは会社の不正。

王子製紙は社長の不正。

オリンパスは粉飾決算をして、それで外国人社長にバラされ、会社が存亡の危機に立っている。

王子製紙は社長が会社の金を一般庶民から見ると天文学的な金額を借りて、(借りたと書いたが、半ば、着服に近いものがある。)カジノにつぎ込み、すってんてんになって会長を首になり、発覚。


なんか、どっちも歴史の長い企業(王子製紙は、渋沢栄一により設立された会社、オリンパスは大正(1919年)に設立された会社)なので、大手マスコミの報道ではあまり騒がれてない気がします。

むしろネットメディアやゲリラメディアである週刊誌では、以前からこの問題に気づいていたようで、
オリンパスの件なんかは、8月くらいから「おかしいんじゃないのか」という趣旨で、報道してたりします。

王子製紙の件も、10月終わりから11月はじめくらいに報道されていたような気もするし。
テレビの報道は遅いなぁという印象を持たざるを得ません。

それに、オリンパスと王子製紙を比べた場合、株主の視点で捉えた場合、どちらが悪質だろうなぁと考えたりする。
まぁ、結論としては「責任逃れをしたかった粉飾が始まった時から今までの経営陣」と「創業者一族に逆らえなかった経営陣もしくは関係者、そして、本人」ということになるとは思うが。

働いてて、思うことがあるが、本当に会社を経営するのは難しいと思う。いろんな利害を持った人間がいるわけだから。

カルロス・ゴーンのギャラが数億とかで批判が集まっているが、あれだけのでかい会社をきちんと経営してるんだから、それくらいもらってもいいんじゃないかとこの事件の報道を見て思った。


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